僕は魔女にはなれない!
第3章 昨日と違う僕?!
「おはようマサル、よく眠れた?」
「あ…茶子さん、おはよう」
リビングに行くといつのも様に茶子さんが朝食の準備をしてくれていた
「いや――――…昨日の話は飲み込めたかな?流石に力が出てきて、生活に支障がでるかもだけど、私もいるし白夜君も居るみたいだから大丈夫よね?それに――――…」
茶子さんは、そう言うと僕の体をクンクンと嗅いだ…
「――――…な、なに?」
「目覚めたばかりだし…誘惑フェロモンは微量ね…男ってのもあるかもだけど――――…純水な【魔女】の覚醒時よりも低いわ!これなら、学校行っても大丈夫ね」
な?!なに?はぁ?――――誘惑フェロモン?
僕は、キョトン顔を茶子さんに向け目を丸くする
『【魔女】は、基本女しか生まれない、だから子孫を残すために大人になったら誘惑フェロモンが出るんだ!魔界の強い男性を振り向かせるための【魔女】に備わった生存本能だな』
「あら、白夜君おはよう!トースト1枚?」
「げ!?部屋にいろって言ったじゃん!」
『朝飯は、食べるだろーが!馬鹿か!?』
白カラスの白夜は、当たり前のように食卓につき茶子さんにトースト2枚かいい!と、リクエストまでする!
「ほら、マサルも座って?マサルは何枚?」