僕は魔女にはなれない!
第3章 昨日と違う僕?!
「!!!うっわ!なに?鳥?!へ?カラス!?」
白カラスは前田の頭上で激しく暴れ
僕は、ハグから開放された
『トコノマイロレスワロレスワ!』
前田の状態で暴れる白夜が何かを唱えると!
前田の動きがピタリと止まり、目の奥が濁った――――…
「白夜!?前田に、何をしたの?!」
『ここ数分の出来事を忘れてもらう呪文だ!安心しろ、死にゃぁしない!!』
僕は、白夜の台詞に半信半疑だが前田の様子を見ることにした…
「――――…ん……あ、あれ?夢路……あれ?!うゎ、学校に着いてる?!あれ?いつの間に!」
「前田――――?」