僕は魔女にはなれない!
第3章 昨日と違う僕?!
前田は、バスでの移動中の出来事を何一つ覚えていないようで
あっと言う間に学校に着いたと驚いていた!
『な?大丈夫だろ?』
「///た、助かった~~~~~」
僕は、ひとまず安心した
『“助かった~”じゃねーよ!!!バカか?』
白夜が今度は僕の頭上で激しく暴れだした!!
「うゎ!白カラス?!夢路大丈夫か!?クソ!こいつ!!離れろ!!」
前田が白夜を持っていた鞄を振り回して追い払おうと躍起になる
『うゎ!!!何しやがる、このバカ変態野郎!』
変態って――――…あんまりじゃないか…
いや…僕にキス///したし……変態…か?
いやいや!!そんなことより、二人を離さないと、どっちか怪我するんじゃないか?!
「前田!!大丈夫だから、早く学校に入っちゃおう?」
僕は、前田の腕を掴み走りだした