僕は魔女にはなれない!
第5章 魔女の性欲
ニヤける白夜を横目に僕は食卓を離れ学校に行く準備をする!
確かに・・・魔法を使いパンは浮かせたが!
僕が“魔女”って言うのは無理があるだろ~・・・
そもそも――――・・・男だし
僕は有り得ない!!っと、玄関を勢いよく飛び出した
――――・・・
「お、夢路!遅刻しなかったな」
バス停に着くと、前田がいつものように声をかけてくれた
夏休みの登校日以来――――・・・久しぶりの再会だが
休み中何かと連絡は取り合っていたから・・・久しぶり感が僕たちには無い
「夢路~課題って全部やった?」
「う、うん――――・・・やったよ?前田やってないの?」