僕は魔女にはなれない!
第5章 魔女の性欲
なんとか委員会のメンバーに会わないように校舎を抜けると
前田は、僕を家まで送る――――・・・と、いって着いてきた
”好きだよ“
と、言われたが――――・・・多分・・・前田のその感情は”恋“では・・・ない
白夜に言わせたら・・・僕が見せる幻覚のよなもの・・・
媚薬に犯された錯覚の”恋“と”興奮“に過ぎないのだから・・・
そう、思うと・・・
前田の行動に申し訳なく思う
この錯覚は、いつまで続くのかな?
変な関係になる前にどうにか誤解をとかないと――――・・・
と、考えているうちに・・・僕の自宅に帰ってきてしまった
茶子さんは、お仕事でまだ帰らない時間帯
「――――・・・暑いし、中で涼んで行く?」
「もちろん!」
前田よ・・・”もちろん!“なんだ・・・だよね~