もう無理、抜いて、イかないで出さないで
第15章 【義父の言いなりになり玩具と化しました】
「ハァハァ、ええマンコや、締まり具合も最高やで」
「あっあっ……やめて、ください、お義父さまっ」
どうしてこうなったかは私もわかりません。
ただ、この関係は続けちゃいけないことだけが頭の中をグルグル回っているものの………
「お前はこうされるんが一番好きやろ」とガンガン突かれるたびに身体は快楽を覚え、背徳に酔いしれ、従順してしまう。
達也さんと結婚して2年目。
子供はまだ居ません。
夜の営みはそれなりにあります。
寂しくはないです。
「孫はまだか」と急かしてくるのは少し滅入るけど、それ以外は義理家族も良くしてくれます。
順風満帆だと思っていました。
昼間は1人で快適に過ごし、買い物をしてご飯を作る。
家事も卒なくこなします。
そんなある日、ウトウトとテーブルに伏せてお昼寝してしまいました。
ハッと起きたのも何処からか物音がしたから。
(え…?)と顔を上げてゾッとしました。
「おっ、お義父さま!?え、どうやって入ったんですか!?」
目の前にお義父さまが立っていて寝起きの頭では理解するのに時間がかかりました。
しかも昼寝してたところなんて一番見られたくない。
ぐーたらしてるって思われただろうな。
「あぁ、コレ使わせてもらったよ」
鍵を見せてくれたが合鍵など渡した覚えがない。
達也さん?でもどうして?何も聞いてないけど。
そうですか…としか言えず、慌ててお茶を出す。
近くまで来たから、という理由だったが。
「次からは連絡してくだされば駅まで迎えに行きますよ?」
「あかねさんも忙しいやろ?ワシに気遣わんでええよ」
思いきり昼寝してたとこ見られたけど。
急に来られて2人きりはなかなか厳しい。
会話も続かないし。
「コレ、あかねさんに買うてきた」とショートケーキを手土産に買ってきてくださって一緒に食べることに。
そうだ、忘れてたけど。
両家顔合わせや実家にお呼ばれした時なんかにちょっと……いや、かなり気にはなっていた。
お義父さまの食べ方。
ガツガツ食べて結構こぼしてたり、まぁ、何というか、汚い。
フォークもカチャカチャ、指についた生クリームも音を立てて舐める。
サシはキツい。
今までは達也さんが居たから場は保たれていたのに。