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もう無理、抜いて、イかないで出さないで

第5章 【配属先は社員全員、取引先と性接待する部署でした】








「何だ、旦那とヤってないのか?ご無沙汰なんだろう?なら、うんと可愛がってやるさ」




「はぁん……部長っ……こんなの、ダメ…ですっ」




「この部署の役割りをちゃんと理解しているか?社員のストレス緩和、取引先とのより良い関係性を築く為の要となる部署だ、それ相応の対価を会社は払うのだからキミも腹を括りなさい」




だからって、制服を着せられて手足は枷で固定され、黒のストッキングはビリビリに破られている。
ショーツは最初から履かないようにと指示されました。
M字に開いた足の間で部長の頭が動いてる。




「キミのマン汁は甘いんだな、旦那もバカなことをしたな、こんな魅力的なキミを放っておくだなんて」




確かに、私と夫は結婚して3年が経ち、それなりに愛し合ってはいるものの子宝には恵まれなかった。
2年の妊活を経ても出来なかったのは夫の精子に問題があったようだ。
子供は諦めて夫婦2人の生活を満喫しよう、と前向きになったはずなのに。
それ以来、夫は私を抱かなくなった。
ずっとプレッシャーを感じていたらしい。
いつしか義務的になっていた行為をもうしたくない、とのことだった。




そんなこと、再就職してから一度も口にしたことがないのにアソコに指を挿れられただけでバレてしまうなんて。
人と触れ合う営業職を希望したはずなのに配属されたのは秘書課だったが蓋を開けてみればこうして性接待を主とする部署でした。
本来ならすぐに辞表を出して訴えるべきなのに、最初に契約書にサインしたのも、身体が疼いてセックスを受け入れてしまったのも私なのです。




ここまでしてでも私は誰かの温もりを求めてしまっていたのかも知れません。
言葉巧みに操られた、もしかすると媚薬を盛られていた…だとしても、あれほど絶頂が止まらないセックスがあっただろうか。




ごめんなさい、あなた。
「新しい仕事、どう?慣れた?」などと優しく聞いてくる夫に顔色ひとつ変えずに「まだ慣れないけど楽しいよ」と答える私を許して。
こんなこと、ダメだなんて私が一番よくわかってる。
それでも行き続けるのは、もう身体に染み込んでしまったから。
夫では味わえない快楽を身体が覚えてしまったの。







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