気持ちのいい恋
第8章 ヤジロベエの我が儘
――――・・・
「春斗――――・・・いいか?」
仕事がおわりレジを閉めている時に店長に声をかけられた
「――――・・・アイツ・・・出てくるんだって」
「――――・・・え」
どうする?――――と、店長に言われたが頭がまっ白になった
「――――異動した方がいいかもしれないぞ?」
「考えさせてください――――・・・」
それしか言えなかった
と、同時に体が冷えていくのが分かった
店を出て俺はすぐにリクの店に行った――――・・・冷えた体を内側から暖めて癒してくれると分かっていたから・・・