気持ちのいい恋
第9章 失う怖さ
「///いいね――――・・・春斗の中グズグズだ・・・ん、ん、ん――――・・・そうだ・・・メール適当に相手してたけど・・・もう、ウザいから無視でいいよね?」
俺を後ろからズンズン突きながら涼太がスマホをゴミ箱に投げ捨てる!
絶頂なんてもう、したくなかった!無理矢理与えられる・・・苦痛と同じ絶頂!
俺は逃げながら――――・・・叫んだ!
「///!――――っあ、あっアッ!たっ…助けて――――もう、お前とは!お前とは――――・・・ヤりたくない!付き合いたくない!愛してない!!」
「!春斗!?――――春斗?!ダメだ!認めない俺たちは愛し合っている!愛し合っているんだ!」
「違う!俺は――――・・・俺は――――・・・」
「ダメだ!言うな――――――――!うっ、ううう、ハッ!」
俺に埋められた涼太の熱量が太くなり、嫉妬の塊が奥底で放たれたのが分かった!!
「い、嫌だ――――!もう、出すな!もう!お前なんか――――嫌いだ!
カイ――――!リク――――!助けて~~~~~~~~~~~!」
俺は中に出された気持ち悪さと、汚されていく自分の愚かさにどうしようもなく泣くしか出来なかったが――――・・・
カイとリクの名を叫んでいた!!