気持ちのいい恋
第12章 強さとは・・・弱さとは・・・
救急車のなかで手の処置を受けたカイだったが・・・幸いカイ自身は大きな怪我はしていなかった・・・
血も――――・・・ほとんどが涼太と言う奴のモノだと判明した
俺はそのやり取りを横で見ていて――――・・・無傷な自分が情けなく感じた・・・
俺も――――・・・カイ見たいにアイツを殴りたかった・・・
でも、俺は体が動かなかった――――・・・玄関が勢いよく開いても――――・・・
中に踏み出す強さがなかった・・・
その点・・・カイは躊躇わす中に飛び込み・・・春斗さんをアイツから救った――――・・・
悔しいが・・・俺には出来ない――――・・・強さがそこにはあった!