気持ちのいい恋
第13章 【最終章】気持ちのいい関係
「夢――――・・・?カイ・・・春斗さんまだ、意識がもうろうとしてるんじゃないか?」
「――――・・・流石に2日も目を覚まさなかったからな・・・視界が定まらないだけだ・・・」
2日?――――・・・俺はそんなに寝ていたのか?
「――――俺は・・・どうなった?」
だんだんと視界が鮮明になっていく・・・あの時の夢の中では不自然に光が多かったが――――・・・
今は、自然な視界が広がっている
それに・・・心配するカイとリクの顔が覗き込んでいる
「――――・・・俺は2日も寝ていたのか?」
「あぁ・・・このまま起きてこないかも――――・・・って、不安だったんだぞ・・・バカ」
バカ――――・・・か、本当に俺はバカだ・・・