気持ちのいい恋
第13章 【最終章】気持ちのいい関係
涼太に殺されかけた時・・・
カイとリクと一緒に住む夢を見たが――――・・・そんな都合のいい現実は無いわけで・・・
カイにもリクにも生活や仕事が有る・・
退院したら俺が頑張らないといけないって訳だな
「なに、気合い入れた顔してんだよ!」
病室に入ってきたカイが俺の決意の顔をバカにする・・・
「あ、カイ!どうだった?見つかった?」
「あぁ!バッチリ――――・・・ちょっと都心から離れるけど・・・これどうかな?」
カイとリクは二人で何かを話している――――・・・
俺はそんな二人を意味も分からず見ていた
「なに?!カイ――――・・・お仕事の話しか?!」
書類を何個かリクに見せて悩んでいる――――・・・
「でも、春斗さんが良いか分からないよ?」
「ま――――・・・そうだけど!なぁ、春斗!お前は緑は好きか?」
は?いきなりカイに質問をふられ――――・・・俺は目を丸くする!