僕の体質❤️ヒーローの躾
第13章 カメラ小僧とモデルの躾
しばらく、忙しくバタバタしていると…
「あ…いなくなってる…」
ホッとしました!
いつの間にか、あのカメラ向けていた男性はいなくなってました!
退場させられたのかな?だって混んでるのにカメラをガンガン向けてくるんだもん…
「おい、恵兎――――大丈夫か?」
「ヒロ君、お疲れ様!」
チラシ配りを熊耳と尻尾でやって来たヒロ君は、混雑している席に満足しながらも、僕を気遣ってくれる。
「さっき聞いたが――――…変なやつにいっぱい写真撮られてたみたいだな?大丈夫か?」
「///あ、うん。もう…いないみたいだし、大丈夫!そうだ――――この後、休憩だよね?他の所一緒に見ない?」
休憩時間は少しだけどヒロ君と一緒にいろんな所を見て回れるチャンスです。
「お、いいな!恵兎は何か見たいのとか、食べたいのあるのか?」
「///うん!生徒会の出してるクレープ食べたい!それと、占い行きたいし~執事カフェも行ってみたい!それと、それと~!」
「おいおい、休憩長く無いんだからそんなに見れないぞ?」
事前にチェックしていた箇所をヒロ君に見せると、笑いながら頭を撫でてくれた。
///へへへ…浮かれてたかも…
「///でも、クレープはたべたい!」
「了解した。クレープには絶対に行こうな」