僕の体質❤️ヒーローの躾
第15章 ナンパ野郎と視線の躾
スキニーのデニムパンツに大きめのニット…
華奢な僕がその組み合わせで着ると…ど~にも、ボーイッシュな女の子に――――見えるような…見えないような…
それに比べで…ヒロ君は――――…
同じスキニーパンツなのに…ちょっと余裕な着こなし…
パーカーもジャケットと合わせて…お洒落!
ガッチリした厚い胸板や…ゴツゴツした手が――――…私服だと…変に色気があって///ドキドキしてしまう。
「///いいなぁ~…僕も…ヒロ君みたいに…大きくなりたい…ムキムキの体になりたい」
「///は?え~!恵兔がムキムキ…って、想像つかないけど…///お、俺は今のままの恵兔で…十分満足だぞ!」
「――――///う~…///ズルい」
僕はニットの袖から少しの出る指をモジモジさせながら…リュックを背負うと玄関を飛び出した。
「け、恵兔~待てって~!」
その後ろを、慌ててついてくるヒロ君…可愛いです。