無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「へへへ///女っぽいとか思った？」


「いいや、恵兔っぽいと思った」


ヒロ君は僕をみて少し顔を赤くして笑ってくれます。



「楽しみだなぁ～」



僕とヒロ君は再び長い行列の中に身を委ねました！



長々とした列は意外にも早く進み、あっという間に僕とヒロ君の番になり、お目当てのクレープを口の中に頬張る幸せとは――――なんと格別なことか！


「///おっいいいい――――しい！」


「おかず系のクレープも美味しいぞ！」


おなかがすいていたのかヒロ君は豪快にクレープを口に詰め込んだ！


「あ～、ヒロ君――――口の周りにマヨネーズ…あ～…///そんなに美味しかったの？」


僕も一口もらったけど、本当に美味しくてビックリした！



「///ハハハハ、俺も凄いけと恵兔もクリームが手に付いてる！ほら、ティッシュ！」


「ありがとう」


と、仲良くクレープを食べている僕たちを――――…


ジーッと見ている人がいるんですけど……それも、なんか…


テレビの撮影かなんかなのか…僕たちに話しかけたい雰囲気をバンバンアピールしてきます…




「あの～…そこのお二人――――カップル？今、テレビの街頭インタビューの撮影してるんだけど少し話しいいかな？」



え――――…え？