僕の体質❤️ヒーローの躾
第15章 ナンパ野郎と視線の躾
「ハァハァ…ハァハァ…恵兔、大丈夫か?」
やっと、プロデューサーの姿が見えなくなり、二人で路地裏の壁に寄りかかる…
「ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ…ハァハァ」
大丈夫じゃないです!
だって…僕は根っからの運動オンチ…しかも体力ゼロの…ヒョロヒョロ人間ですよ…
「ハァハァ…ハァハァ…」
ダメだ…呼吸が落ち着かない!
「く、苦しそうだな――――どっかで休もう…ごめんな?いきなり走らせて――――さすがに俺もあの、変態は…気持ちが悪くて…」
「ハァハァ…ハァハァ///ハァハァ…うん…やす……み……たい」
途切れ途切れでも、僕は休みたいことをヒロ君に告げる。
――――と、ふと顔を上げると…
目の前に///ら…ラブホテル…
「///あっ、あ~…あっ…たまたま……うっそう~…////」
「///ハァハァ…ハァハァ…」
どうしよう…これって…休む場所は…ここでしょ?って的な流れを感じます!