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僕の体質❤️ヒーローの躾

第4章 いたずら電話と無言の躾





「あ~…男の子?…です」


『え~…ハァハァ…男の子?それにしても…可愛い声だね…顔も…可愛いのかな?』


家の電話にかかってきた電話を、両親の留守中に取っただけなんだけど…


たまたま……鼻息の荒い変な人からだったみたいです。


あ~…耳元でハァハァ言ってる…苦しいのかな?大丈夫この人?


『///ハァハァ…ハァハァ…お留守番かな?パパもママもいないのかな?』


確かに…留守番なのはたしかだなぁ…



「はい、留守番です――――…あの~…息が上がってるけど…大丈夫?」



なんとも…苦しそうに聞こえるけど……多分、変態さんだよなぁ…


今時、家の電話に一か八かでかけて…好みの声に興奮する人が、いまだにいることに僕はちょっと感動すらしています。


『///ハァハァ…な、なに?君――――…お兄さんの心配を心配をしてくれてるの?///ハァハァ、なんて優しい子なんだ…声も可愛いし…ヤバい…感動する』



僕も違う意味で感動していた所でしたよ。





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