僕の体質❤️ヒーローの躾
第8章 奇妙なプレゼントと受け取らない躾
「君――――…いつも、体つきの大きな彼と一緒に帰ってるのに…今日はどうしたの?」
大きな彼って…ヒロ君の事かな?
へへへ///“彼”だって…
「///あ~…はい、今日は部活で…」
「///そ、そう――――なんだ!」
あれ、この人――――なんでそんなこと聞いてくるのかな?
この人も僕より大きいし…ガッチリしてるから…空手関係の人かな?ヒロ君、有名人だしね!
「い、いつも――――…君は彼と一緒だから…今日も一緒だと思ってて…でも、一人だから…嬉しくて!」
「――――嬉しい?」
何が嬉しいのか理解できないのですが…
僕は意味が分からず…ジーっと目の前のメガネスーツさんを見上げます。
「ん――――?」
「///やっぱり…可愛い…」
あれ?誉められましたよ!
そして、いきなりキョロキョロし始め…
「これ――――…俺の…気持ち!」
と、何か紙袋を僕に突き出し渡してきました!