担当とハプバーで
第6章 墓まで連れ添う秘密たち
長い脚の付け根に手を滑らせて、正面に正座する。
前かがみになって、震える両手で愛しくそれを握る。
「ん……決まった?」
悪い人。
本当に悪い人にハマってしまった。
返事は声にならずに息だけが漏れた。
それでもハヤテには伝わって、優しく頭を撫でられる。
「じゃあ、咥えて」
自分の鼻息が脳に響く。
言ってしまった。
目の前の欲に飛びついてしまった。
浅はか。
本当にバカ。
ググッと顔を近づけて、舌を出すと、そんなのも何もかもどうでもよくなる。
ペロリと舐めた先端は、思考を飛ばす臭いと味。
早くまた硬くしたい。
右手でゆっくりと扱きながら、カリまで咥え舐め回す。
裏筋の突っ張ったところを重点的に責める。
「っは……ぅく、やっぱ上手いな」
その声。
そのピクつき。
ハヤテが気持ちいいって感じてる。
プチュ、と唇を離して、はむはむと玉に向かって側面を唾液で濡らしていく。
じっとり濡れたそれを今度は喉の奥まで咥え込む。
キュッと締まった喉に擦り付けて、湧き上がる嗚咽を抑え込む。
大きい。
全部入れるには、相当奥まで押し込まないと。
顎が痛いほど口を開けて、スライドする。
頭に乗せられた指先に力が入り、ちくりと爪が立つ。
痛い。
でも、嬉しい。
気持ち良さが伝わってくる。
じゅぶ、じゅぶと下品な音が広い部屋に響く。
「ぅあ、それ、やばい」
唇をすぼめながら、吸い上げて、細かく上下する。
上顎を先端が擦る度に唾液が溢れてくる。
もっと濡らして。
もっと締めて。
顎が疲れてきて唇を離そうとすると、頭を無理やり押されて喉奥までずんっと挿入された。
「んぶっ」
もう一度持ち上げてもすぐに奥まで戻されてしまう。
「んんっ、ぶあっ、うんん」
歯を立てないように開いているだけで精一杯。
「あと、ちょっとで、イキそうだから……我慢して」
余裕のない低い声に、舌先に力がこもる。
ぎし、ぎしとベッドが揺れる。
容赦無く奥まで突かれて、吐き気が込み上がる。
何度も無理やり飲み下して、夢中で吸い付いた。
前みたいに私のペースじゃない。
オナホみたいに扱われて、ゾクゾクしてしまう。
今、私の口は好き勝手に使われてる。
「っは、イキそ」
出して。
口に、出して。
ググッと奥に固定されて、口内に熱い液が放たれた。