担当とハプバーで
第6章 墓まで連れ添う秘密たち
「腰細ぇくせに……ケツ、やらしい」
濡れた肌がぶつかる音が響く。
片手でお尻を掴まれて、ひゅっと息を飲む。
「やっだ、あっ」
親指で押し開かれて、お尻の穴まで見えてるんじゃないかと考えた途端に、恥ずかしさが限界になる。
なんとか腕を解いて、お尻に手を伸ばす。
「やめっ、見えるからっ」
やだ、なんで届かないの。
「今更すぎるって。全部見えてるし……」
かすめるように指がそこに触れて、ビクンと仰け反る。
「やっ! ほん、とうに……っあ、あ」
反対の手が後ろから首を掴む。
ず、ず、とスライドは止めないまま。
「流石にこっちは経験ないか」
指が入ってくるんじゃないかって。
怯えてビクビクが止まらない。
やだ。
絶対やだ。
「そ、っうあ、そうだよっあ」
指を離したハヤテが両手で首を包みながら、ぴったり背中に密着して耳元で囁く。
「興味ないからよかった」
ググッと締められながら奥まで突かれる。
「あああっ」
苦しい。
重い。
動けないのが、堪らない。
長い指がからかうように首筋を撫でる。
「はは、残念そう」
「んんっ、違っう」
「代わりにさあ……気絶寸前まで締めてみる?」
手が外れたかと思うと、喉下に腕が差し込まれて、反対の腕で手首を挟み込んで肘が首をロックした。
え……
これ、チョーカーじゃん。
「こうすると、ちょっと力入れただけで人って落ちちゃうんだよ。試してみる?」
警戒の悲鳴が上がる。
手遅れになった後なのに。
動こうにも震えながら、ハヤテの腕を掴むしかできない。
中がグチュグチュに突かれて、恐怖の声も出ない。
「うわ、何もしてないのにすっげえ締まる」
「や……いや」
動きが早くなる。
「あっ、ああっやだ」
ほんの少し、力がこもっただけで喉がグッと持ち上げられて締められる。
後頭部が熱に浮かされたみたい熱い。
「こわいっ……ぅあっ」
喉がひくつく。
でも中は気持ちよすぎて。
だらしなく唾液が顎を伝う。
声が抑えられない。
「いいっ、あっ、あん」
「腕外すから。そのまま、力抜くなよ」
吐息交じりに呟いて、ハヤテは腕を解いた。
両肩を掴まれ、シーツに押し付けられる。
首がどくどくと痙攣してる。
「ここ、突くたびに締まるじゃん」
「やっ……あ」
「気持ちいんだ」
「んっ、うん」
「やめてって叫べよ」