担当とハプバーで
第4章 明るく怪しい誘い
最新の記事は一回り年下との刺激的な体験だった。
ー寒さに身を寄せ合うように、カウンターではいつもより密着して男女が語らっていました。
私もいつも通りカクテルを受け取ってからその輪にそっと近づきました。
いつもの常連のおじさまと、初来店に見える男女のカップル、気だるそうに相槌を打つ若者の四人でした。
カップルは常連にシステムについて聞き込んでいて、スワッピングに興味があるような口ぶりでした。
私は若者に近づいて会釈をしました。
彼は意外そうに私の顔を見て、こう言ったんです。
「初めまして。一人で来てんの?」
最初からラフな口調は歩み寄りのサイン。
私が頷くと、彼はドリンクを飲み干して笑いました。
「こんな真面目そうなお姉さんが、こんなとこ来てんだ。それだけでエロいんだけど」
見かけからして一回りは年下でした。
恥ずかしげもない言葉に苦笑いしてしまったけれど、彼の細くて引き締まった体には惹かれてました。
そういう君は初めてかな、と尋ねると得意げに頷きました。
「もう付き合うのとか面倒で。ワンナイトの相手探すのも失敗したくねーでしょ。好みの顔でもいないかなって」
常連が見守っているのを感じながら、私はこの若者の相手になれないかなとドキドキしていました。
飲み終えたグラスを置きに行くのに並んでカウンターに向かうと、チョンっとタイトスカートの上からお尻に手の甲が当たりました。
ハッとして彼を見ると、視線は合わせないまま、中指の背を這わせるようにお尻をなぞりました。
スーッと右のお尻の形を確かめるように。
それから割れ目をなぞるように。
少しだけクッと中に押し入ってきました。
もう私は期待で言葉も出てきません。
グラスを置いてから、お代わりを聞かれると、彼は私の手をおもむろに掴んで言いました。
「しばらくいらない。奥って今空いてる?」
馴染みの店員は一瞬眉を上げてから、首を縦に振りました。
すると彼は嬉しそうに手を引いて私を誘います。
「めちゃくちゃ揉みたいんだけど、お姉さんのケツ」
それだけだったら足を止めてたかもしれません。
彼は私の耳元の髪をかきあげるように撫でて、耳に囁きました。
「お姉さん、紐パンでしょ。エッロいなあ、抱かれたくて仕方ないなら、俺が相手になったげる」
繋いだ手をぐっと股間に押し付けて。ー