
🐝極甘ハニー🍯
第2章 こぶたと落とし穴
急いで教室に向かうも、馬路君の姿はなく…
落ち込む――――…。
いやいや、一人で食べるって決めて二人と別れたんだから!一人で食べようじゃないか!
僕は気合いを入れ直して、少しでもテンションが上がる場所で食べようと屋上に向かった。
この時期、暑さが和らいで風が気持ちいいから気分転換になるかも!
気を取り直し屋上へ向かう!いつも学食でお昼を食べていたから屋上は久々である!
この時間帯は人が多いかもだけど、一人だし――――ベンチじゃなくてもいい。
屋上の扉を開けると、案の定外でお弁当やパン――――各々お昼を食べている生徒がいた。
「やっぱり、ベンチは先輩たちが使ってるかぁ~…」
僕は隅っこへ向かうことにする。ここなら誰にも見られなさそうだ!
「――――あれ?君は…あっ、昨日の階段から滑り落ちた一年生じゃないか?」
「ほぇ?」
いきなり声をかけられ、情けない声と共に振り替える。

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