月のウサギは青い星の瞳をしているのか 〜キサンドリアの反乱〜
第2章 複座タンデム機の訓練
ヴァレンティアの肢体はしなやかだ
スレンダーな身体のラインに
曲線のふくらみ
彼女は積極的に動き、
求めては
声をあげる
スコットは今の仕事に就いてから女性を抱く機会はなかった
久しぶりの女性の肉体に魅了される
最下層のスラムの街では顔見知りの異性と肌を重ねることはあったが、ヴァレンティアのように自ら前向きに動く女性はいなかった
みな、恥ずかしがり
官能をおさえ、こらえていたように思う
それに引き換えヴァレンティアは自分から体勢を変えたり、キスを求めては、高ぶっている感情をスコットに伝えていく
終わったあともシーツにくるまり、一緒に身体を寄せ合った
「軽蔑した?スコッティ」
「なんで?こうしてると落ち着くよ」
「うん、私も」
「ちょっとあのままじゃ帰ってもモヤモヤしてたね」
「でしょう? 良かった!スコッティも同じ気持ちで居てくれて!」
普段は先輩ヅラをして人より優位な立ち位置に回ろうとする気の強いヴァレンティアだが、今日に限っては少女のように屈託のない笑顔をしている
ピリピリした緊張が溶け、程よい開放感とリラックスした雰囲気にまどろんでいた
「このまま溶けていきたいわ……」
「溶け落ちる前に、もう一度シよう?」
「来て、スコッティ!」
そのまま前置きもなくスコットはヴァレンティアを貫いた
のけぞる女の表情を見て、仕事のパートナーのときよりも居心地が良いな、とスコットは思った
ふたりは仕事終わりの食事も摂らず、いつまでも身体を貪り合うのたった
スレンダーな身体のラインに
曲線のふくらみ
彼女は積極的に動き、
求めては
声をあげる
スコットは今の仕事に就いてから女性を抱く機会はなかった
久しぶりの女性の肉体に魅了される
最下層のスラムの街では顔見知りの異性と肌を重ねることはあったが、ヴァレンティアのように自ら前向きに動く女性はいなかった
みな、恥ずかしがり
官能をおさえ、こらえていたように思う
それに引き換えヴァレンティアは自分から体勢を変えたり、キスを求めては、高ぶっている感情をスコットに伝えていく
終わったあともシーツにくるまり、一緒に身体を寄せ合った
「軽蔑した?スコッティ」
「なんで?こうしてると落ち着くよ」
「うん、私も」
「ちょっとあのままじゃ帰ってもモヤモヤしてたね」
「でしょう? 良かった!スコッティも同じ気持ちで居てくれて!」
普段は先輩ヅラをして人より優位な立ち位置に回ろうとする気の強いヴァレンティアだが、今日に限っては少女のように屈託のない笑顔をしている
ピリピリした緊張が溶け、程よい開放感とリラックスした雰囲気にまどろんでいた
「このまま溶けていきたいわ……」
「溶け落ちる前に、もう一度シよう?」
「来て、スコッティ!」
そのまま前置きもなくスコットはヴァレンティアを貫いた
のけぞる女の表情を見て、仕事のパートナーのときよりも居心地が良いな、とスコットは思った
ふたりは仕事終わりの食事も摂らず、いつまでも身体を貪り合うのたった