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月のウサギは青い星の瞳をしているのか 〜キサンドリアの反乱〜

第18章 あとがき

「あとがき」



ここまで読んでくれた方、ありがとうございました


この小説はもともと2022年の春に映画館で観た映画「トップガン・マーベリック」に感化されて最初の企画がスタートしました


企画案は「ストームブリンガー〜浮遊空母2〜」

●拙筆「浮遊空母」の20年後の世界
 主人公ナオトの娘がパイロットとして登場するアイデアから始まりました

●その後暴走する主人公マシーンを加えました


正直、本作とはまったく関係ないアイデアでした



次に考えたのが、「ストームブリンガー」の前日譚を考えました

企画案その2「オルタナティブ・キイ」

●暴走するマシーンを取り巻くストーリー
●クローンの少女たちと新たな浮遊空母の仲間との出会いというアイデアです



これも本作とはまったく関係ないアイデア


さらに「オルタナティブ・キイ」の前日譚を考えました

企画案その3「キサンドリアの反乱」

●暴走するマシーンがどこからやって来たのか
 その目的はなんなのか?
●月からもたらされる秘密兵器
●ダイアナを主人公として再登場させる


ここでようやく本作の初期プロットが生まれました


でもストーリーは今と全く違っていて、
「世界中に兵器を裏で流通させている闇組織に対抗するため民間組織キサンドリアが立ち上がる」
という内容でした

このときは最初の「ストームブリンガー」の企画から1年が経過、2023年です

月を舞台にしていたのでタイトル候補として
「かぐや姫の目覚め」
「かぐや姫の帰還」
というものがありましたが、あまりにもスター・ウォーズぽかったので決定には至らず


また主人公を予定していたダイアナはサブキャラに回され、単独作品の主人公をというわけで新たなテストパイロットを据えて、本作を書き始めました


遡って、遡って考えたストーリーなので自分でも何とか最後まで書き切りたいと考えております


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