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月のウサギは青い星の瞳をしているのか 〜キサンドリアの反乱〜

第18章 あとがき

「いまさら反省会」


書き終わってすぐに言うのも何ですが、自分の中でいろいろ問題点がありました


基本的にボクが書くストーリーは群像劇が多いので、章が変わるたびにキャラクターが増えていきやすいです

それはいいんですが、新しいキャラクターに力を入れすぎてしまい、当初のキャラクターの存在感が薄くなりやすい傾向があり、

それが今回の「月のウサギ…」が顕著に出てしまいました


悪いほうに出てしまいましたねぇ


キャラクターを深堀りすることなく、消耗品のように登場させては、引っ込めさせてましたから

ただの作文みたいな話しになりましたね


キャラクターに過去語りさせたり、トラウマを克服させたりしていったら、成長譚の味が加わってお話しの厚みも増すと思うんだけど、それは後からだからそう感じるだけで、

書いてる途中は、早く書き終わりたい強迫観念ばかりしか頭に無かった


その厚みをしっかり書き加えていたら、ドミニクもダイアナももっといいキャラになってくれたんだろうなぁ、


このあたりは力量不足の失敗だと思ってます



主役のはずのスコットとクレアもくっついてしまったら、もう面白くなくなってしまいました(泣)


逆に書いていて良かったかな、と思うのは

チャームフューリー部隊、ドミニク部隊というチーム編成の書き方はわかりやすかったかな、と思いました


本当はアガルタで追ってくる暗殺部隊も、そういった超人的な能力を全面に押し出したかったのですが、

「ええい!早く宇宙に飛んでいけよ!」

と思ってしまい、章タイトルだけ名残りがあるだけの役割りとなってしまいました



なんだ、反省ばかりだな


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