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月のウサギは青い星の瞳をしているのか 〜キサンドリアの反乱〜

第4章 クレアの癒やし

そこまで言われてスコットの頬に一筋の涙が伝う


「クレア、クレア…!

 やさしいクレア!

 今のボクには何よりも嬉しいよ

 暗闇の中をさまよっているような気持ちだったけど、キミのおかげで光が灯っているように思える」


クレアは少し笑って、スコットの頬に指をなぞる


そのまま彼の指を掴むとクレアは自分の胸に導いた


クレアの豊かな胸に触れる


ふんわりとやわらかい


ヴァレリーよりやわらかいのだな、とスコットは思った


ヴァレリーの胸はもう少し張りが強くて筋肉質だったように思う


それに比べてクレアはマシュマロのようにふんわりとして、さらに吸い付くような肌をしている


歳上の女性だからなのだろうか


それとも結婚している女性ってこんな感じなのだろうか


スコットがおずおずと触れていく様をみて、クレアのほうが徐々にみちびいていく


ふたりは慈しみを与えながら互いを高めあっていった



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