毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第10章 デキちゃったかもしれない…!
「お疲れさまでーす!」
12時になり、今日もいつも通り作業場に入った。
さぁ、今日は何がよく売れてるかなー?
「へぇ〜、いない人を探してるの?
どうしたのかしらねぇ」
「それがまた面白い名前だったのよ。
えーと、なんだったかしら。
赤…赤…」
レジにはお客さんがいるものの、作業場では落ち着いているのか、パートのおばちゃんたちは世間話をしている。
なのに手はしっかりじゃがいもの皮を剥いているのだから、そこはさすがプロですねー!
「おっ、ひな坊!
昨日の今日なのに、やけに元気だな」
「あ、お疲れさまです、久保店長」
昨日の今日って言うのは、あのしつこいお客さんの件だ。
安心して家に帰れた後も、もう少しは動揺してたもんね。
「大丈夫だったか?」
「はい、お陰様で無事に家に帰れましたよ。
さすがに顔に出ちゃってたのか、慎…主人には心配されちゃいましたけど」
「の、割には今日は元気って事は、さぞ旦那さんに夜通し慰めてもらったんじゃろうな。
相変わらずお熱いですのぉ!」
「やっ、夜通しなわけないでしょー!
ちゃんと夜は寝てますからねーっ!」
もぉ!
変な言い方しないで下さいよー!
…ってハッキリ言えないのは、当たらずも遠からずなんですけどねーっ//