毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第10章 デキちゃったかもしれない…!
それから仕事中、午後の製造をしながら、ふとお腹に手を当ててしまう。
まだ何の診断もされてないけど、勝手に自分で確信までしているんだよね。
もうここに、ひとつの命があるんだろうなって……
「ねぇ、ひなちゃん。
ひなちゃんはここでの仕事、長いでしょ?」
「えっ!
あー、はい。多少は」
ボイルした大量の卵の殻を剥いていると、パートのおばちゃんに話しかけられた。
時折お腹を触っているから妊娠してるかもしれない事がバレちゃったかと思ったけど、全然そうじゃなかったよー。
あー自意識過剰ーっ
「それでね、ここの店員に、赤っぽい感じの苗字の人って今までいたかしら?」
「赤っぽい?
え、“赤坂”とか“赤星”とかですか?」
「んー、何か違うのよね。
それがね? この前来たお客さんなんだけどね、なんて名前か忘れたんだけど、その赤っぽい感じの苗字の人いませんかって聞いてきたのよ」
全然違う話をされ、急には思考が回らなかったけど、とりあえずお客さんからの問い合わせの話だった事はわかった。
て言うか、赤っぽい苗字って表現が、さすがおばちゃんですねー!
まだ何の診断もされてないけど、勝手に自分で確信までしているんだよね。
もうここに、ひとつの命があるんだろうなって……
「ねぇ、ひなちゃん。
ひなちゃんはここでの仕事、長いでしょ?」
「えっ!
あー、はい。多少は」
ボイルした大量の卵の殻を剥いていると、パートのおばちゃんに話しかけられた。
時折お腹を触っているから妊娠してるかもしれない事がバレちゃったかと思ったけど、全然そうじゃなかったよー。
あー自意識過剰ーっ
「それでね、ここの店員に、赤っぽい感じの苗字の人って今までいたかしら?」
「赤っぽい?
え、“赤坂”とか“赤星”とかですか?」
「んー、何か違うのよね。
それがね? この前来たお客さんなんだけどね、なんて名前か忘れたんだけど、その赤っぽい感じの苗字の人いませんかって聞いてきたのよ」
全然違う話をされ、急には思考が回らなかったけど、とりあえずお客さんからの問い合わせの話だった事はわかった。
て言うか、赤っぽい苗字って表現が、さすがおばちゃんですねー!