テキストサイズ

毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第6章 仕事もリアルも結婚生活も、充実してるよー!

「調子いいね、妹尾君。
今の子、妹尾君の友達?」

俺と藤村のやり取りを見てたみたいで、オーナーが俺にそうきいてきた。

「高校の時のクラスメイトです。
卒業してからずっと誰とも会ってないから、つい色々話しちゃいましたよ」


オーナーはチョビ髭の似合う40代前半の男性。
イケオジ風なのが俺から見ても漂っていて、オーナー目当てで常連になってる女の子やマダムがいるから、なかなか予約の取りづらいでちょっとだけ有名だ。

俺もあれくらいの美容師になってみたいなって目標にしているけど、別にモテたいわけじゃないしなぁ。


「妹尾君まだ若いんだから、本当はもっといろいろ遊びたいんじゃない?
さっきキラキラした顔になってたよ」

「遊びたいっていうか、今度みんなと一緒に飯にって話したところです。
え? 俺そんなキラキラでした?」

「そりゃ友達と話したり遊んだりが一番楽しいからね。
たまにはハメ外して遊んだらいいよ。
特に子供ができたら、そうはいかなくなるからさ」

「?
あ、はい」


なんで子供ができたら、そういかなくなるんだろ。
オーナーは何かあったのかな。

てか、うちのオーナーが既婚者なのかどうかとか、そういや知らないや。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ