毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画
第2章 一緒にお風呂にはいったら…♡
「ただいまぁ」
「ひな、おかえりーっ」
「わぁっ」
――21時半
デパ地下のお惣菜屋さんの閉店と共に一日の勤務を終えた私は、家に帰るといつもこんな時間。
なので必然的に慎吾くんの方が先に家に帰っているのだけど、だいたい出迎えてくれる時はこんな感じだ。
「ひなぁ、今日もお疲れさまー!
俺ひなが帰ってくるの楽しみに待ってたよー」
なんて言いながら、私の胸に顔を埋めるように抱きついてくる慎吾くん。
これはもう、高校生の頃からずっとなんだよね。
「ああありがとうっ//
って、そんなにされたら動けないよぉ。
早くご飯にしよ」
お惣菜屋さんに勤めているおかげ(?)で、いつも売れ残ったお惣菜を頂いて帰っている。
なので、それが必然的に晩ごはんになっている事が多い。
「それと、今日はサラダがふたつもあるから、リンゴ入れてリンゴサラダにしちゃおうかなぁ」
「わっ、それイイね!
俺も手伝うよー」
「うん、ありがとう」
元々うちのお惣菜屋さんの常連さんだった慎吾くんは、今でもここのおかずを喜んで食べてくれる。
でもその分、休みの日はちゃんと手作りしてるんだよー!