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第7章 2月14日

 俺は怯える美里の肩を掴み、強引にキスをした。


「んっ……んんんっ……!」


 美里は抵抗していたが、俺のキスが良かったのか、すぐにトロンとした目をして俺を受け入れた。


「……っ……」


 俺は何度も何度も美里を抱いた。
 蔑む目で俺を見ていた美里は、完全に俺の言いなりになった。


 全てはこの特殊能力のおかげだ。
 これがあれば、誰も俺に逆らえない。
 

 俺は無敵だ。


 そう思ったのに、俺は殺された。
 美里が作ったチョコレートの中に、毒が盛られていたのだ。



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