無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　嫌がっているのか、首を左右に振っていたので、顎を掴んで押さえ、無理矢理キスしてやる。鼻を塞いで口を開かせ、舌を絡ませて吸ってやる。すると、すっかり大人しくなり、あまつさえもっとして欲しいと言う様に、唇を離すと舌を伸ばして来た。
　結局は好きで犯されているのだと、余計に面白くなって来たガルクは、腰を引き、一気に奥を突いてやった。
「ひっ、あああああああ！」
　男は嬌声を上げ、両足を痙攣させた。膝を掴んで足を広げさせて腰を打ち付けると、喜んで性器を飲み込んで締め付た。
　ラークとするセックスとは違い、相手を気持ち良くさせてやろうなどと言う気は起きない。自分が気持ち良くなりたいから、ある程度合わせてやっているだけだ。
　クウラとするのとも違う。彼女には彼の肌だと錯覚させる何かがあったので、偽りの愛情の様な物があった。
　この男は手近で手頃だっただけだからだ。男臭いよりは見た目も感触も女っぽい方が好きだし、この男も性癖が同性に向いていていただけ。ただの孔だ。ただそれだけで犯しているのだ。
「あ、あ、あ、あ……」
　規則正しい喘ぎに、AV男優の様だなと思い、つまらなさを感じる。そこで、男を抱えてテーブルから下ろし、大きく腰を曲げさせて結合部を見せて激しく突いてやった。