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第5章 【3年B組黒八先生】①

ブルルン………
(↑車のエンジンの効果音)

誰が車の運転を、してるかって?

もちろん…それは…

鳴海
「そ、蒼真…本当に大丈夫なのか…?」

蒼真
「だ、大丈夫だよッ!!(多分…)
春休みと夜間を使って運転免許、
実技と筆記、一発合格だったし」

蒼真はレンタカーを借りて

鳴海と蒼真はグラサンかけて

しゅっぱーつッ!!

蒼真
「本当は鳴海さんに連れて行って
貰いたかったんだけど…」

鳴海
「悪いな…今まで何でも金で
解決してきた男だぞ?
人は、いきなり成長しないッ!!」

蒼真
「鳴海…そんな堂々と言われても…
よく今まで生きて来れたな…」

鳴海
「乗り物なら、いくらでも、あるだろう…
タクシー・電車・バス・新幹線・飛行機・
それに…俺のナカでは蒼真も乗り物だか…」

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