真夏の夜の夢
第6章 第五夜
知美が拒んでいるのに
豊はお構いなしに
知美をベッドに押し倒してくる。
「我慢できなくなっちまったよ」
ほら、こんなになってるんだぜと
豊は知美の手を取って股間へと導く。
『まあ!すごいわ!』
厚いデニム生地の上からでも
付き合ってから最高潮というほどに
硬いペニスのシルエットが浮き上がってました。
「どうしたの?すごいじゃない」
「わかんねえけどよ
この部屋に入ってからムラムラして仕方ないんだよ」
それは知美も同じでした。
ラブホテルの部屋の装飾と仄かなランタンの灯りが
無性に淫らな気分にさせてくれたのでしょうか。
「お前だってすげえ事になってるぞ」
スカートを捲りあげて豊の手が知美の大事な所にタッチしてきます。
豊の言うとおり知美のおま○こは恥ずかしいほどに濡れていたのです。
「ダメ!逝っちゃう!!」
豊の指がショーツ越しに割れ目の窪みに触れた瞬間、知美の体に電流が流れたように
ビリビリと衝撃が走って達してしまったのです。
こんな事って初めてでした。
処女でもなく、それなりにセックスを経験している女が挿入もなく、ましてや直接のペッティングでもないのに触られただけで達するなんて…
思わずデニムの上からペニスを握っている手に力が入りました。
すると豊も「あっ!出るっ!!」と叫んで射精してしまったのです。
その後、二人は意識が朦朧(もうろう)として
そのまま気を失ってしまったのでした。