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道を歩いていたら、小さい女の子に微笑まれた

第1章 道を歩いていたら

「これで用事が終わった」

 俺村重光太は用事を済ませ、道を歩いていた。すると、前を小さい女の子が歩いている。女の子が振り返り、ニコッと笑った。

「ふふっ」

 すると、女の子が自分の方に来て、手を掴む。

「お兄ちゃん、一緒に帰ろう」

「うん」

「そういや、君の名前は?」

「私、水無月優花です」

「優花ちゃんか」

「昨日、おいしいお菓子もらったから一緒に食べよう」

「良いの?」

「うん」

 はじめて会った女の子の家に行って良いものなのか?


 女の子の家につくと、優花ちゃんが「ただいまー」と言う。

「お帰り。あれ、そのお兄さんは?」

「仲良くなったお兄さんだよ」

「はじめまして。村重光太です」

「よろしく。姉の涼子です」

「よろしく」

 涼子ちゃんは肉付きが良かった。胸が大きいように見える。

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