
マッチ売りの少女と死神さん
第5章 1月2日…だからってXXは無理です
「これ、下着……でシーツ…が濡れてしまいます、よ」
そう、それはサラが今着ているペラペラピラピラスケスケに、ビショビショが加わった代物である。
徐々ににじり寄ってくる彼に、後ろへ倒されていくサラが焦って彼の胸を押す。
「そうだねえ、そんないやらしい服…一体どこで買ったの……?」
「いいえ買ってません」
というかこれはあなたが。 と言いかけサラが肌に張り付いた肩紐を外そうとすると……彼にそっとそれを元に戻される。
「………窮屈そうに張った乳首が透けてていいよねえ…布地でこすれてちょっと勃ってるのかな?」
心が奪われた表情でその部分を凝視している。
どうやらホーリーはこれを脱いで欲しくないらしいとサラは察した。
そしてご丁寧に既に室内も充分に温めてあるようだ。
「おへそも全部食べちゃいたい……」
舌なめずりせんばかりのホーリーに気圧されたサラはとうとうベッドに背中をつけた。
「勿体ないけど、片方の紐は外しとくねえ?」
片膝を持ち上げられ片方の股の戒めがしゅる、と解けた感触がした。
そのままゆるりと開かれたサラの足の隙間に、自分の腰を入れた彼が剛直を手で握り、彼女の瞳を食い入るように見つめまま秘部に押し当てる。
「……っ」
入ってくる。 そう思い一瞬体を固くしたサラだったが、その先端は彼女のお尻から恥骨までをぐいいい……と移動した。
「……あ…っ!」
数度そんな動きを繰り返しては愛液を塗り広げながら先走りと混ぜ合わせる。
「あ…っ…ん…んん」
そこから手を外したホーリーが、サラの肩の横ら辺に肘をつき、囲い込むようにして唇を合わせた。
