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両想いへの道のり

第15章 夏祭り

一華
「えっ!?」

黒江
「あの男から…イケメン兄さんから
酔った、お前にチケット渡され…
手をさしのべられて…
俺に邪魔され怒ってんのか?
だったらイケメン兄さんと結婚しろよッ!!」
(あっ、ヤバい…言い過ぎた…)

一華
「な、何よッ!!酷いッ!!
私…嬉しかったのにッ!!」

一華は大粒の涙を流した…

黒江
「はぁ?嬉しかったのかよッ!!」

一華
「違うッ!!黒江さんが私の事を
"一華"って呼んでくれた事ッ!!
皆の前で
"俺の女の名前を気安く呼ぶなッ!!"
"近付くなッ!!触るなッ!!"って言ってくれた事が嬉しかったのッ!!」

黒江は、その言葉を聞いて

橋の上で…いきなり…

一華を引き寄せ…

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