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両想いへの道のり

第15章 夏祭り

優しく…抱きしめた…

一華の頭をポンッポンと
優しく撫でながら…

一華
「私…酔ってるのに…
ハグしてくれてるの…?」

黒江
「ハグしたくなった…」

一華
「じゃあ…キスして…」

黒江
「しない…酒クセェし…」

一華
「何それ…」

黒江
「公衆の面前だぞ…お互い教師なんだ…
見られたらヤバいだろ…」

一華
「この状況もヤバくない…?」

黒江
「そうだな…送ってく…帰ろっか…」

黒江は一華の手を絡め恋人繋ぎ…

汗ばむ掌…気温が高いのか…

身体が暑いのか…

ふたりは、ゆっくりと歩幅を

揃えて歩きながら…

一華
「そう言えば黒江さんも
教師だったんだね…
ふふッ…なんか意外…」

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