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両想いへの道のり

第3章 救世主?

黒江
「なぁ~んてねッ!!
絶対味覚は嘘ですッ!!ごめんなさい…
でも凄く旨いッ!!五臓六腑に染み渡る~
貝独特の臭みもエグみもなくて…
隠し味は何を入れてるの?」

一華
「へっ?えーっと…お口に合って
良かったです…それで…隠し味は…
生姜を入れました…その前に…
下処理は砂抜きして…食べる分だけ冷凍…
その方が旨味成分もアップして…
味も染み込みやすくて時短出来るんですッ!
あの…
説明が上手く出来ずに、すみません…」
(本当は新婚当初は隠し味には
愛情を入れました…
なんてベタな事を言ってたな…)

黒江
「凄く分かりやすいよッ!!
やっぱり手間が、かかってるんだねッ!
凄く美味しいかったよ!!ご馳走さまでしたッ!
ありがとうございます!!」

黒江は一華に深々とお辞儀をして…
今度は岳といろはに…

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