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両想いへの道のり

第3章 救世主?

黒江
「岳、いろは、そろそろ帰ろうか?」


「えっ?もう帰んのかよ?」

黒江
「当たり前だろッ!!
見ず知らずのお姉さんの所に
図々しくシジミ汁まで頂いて…
これ以上、居たら迷惑だろッ!!」

いろは
「そうね、岳!!そろそろ、お暇しましょう」

黒江
「あの…この、お礼は出来ませんが…
この、ご恩は忘れません…
本当に、ありがとうございました。
お陰で酔いも醒めましたよ。」

一華
「へっ?あぁ…はい…こちらこそ…
ありがとうございます…。
それからシジミ汁を一杯分しか
出せなくて…ごめんなさい…。」

一華の話を聞いているのか聞いていないのか
分からないが…黒江は踵を返し…
すぐさま部屋を出て行った…

その後を追いかけるように…
岳もいろはも一華に軽く挨拶をして
部屋から出て行ってしまった…。

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