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両想いへの道のり

第5章 一華の感情

一華
「えっ…えぇ…まぁ…」

元旦那(鳴海)
「えっ!?許してくれるのッ!?」

一華
「えっ…私は…まだ何も言ってない…けど…」

元旦那は一華の手を両手で掴み…
「ありがとう」…と付け加えた…

しかし次の言葉を聞いて耳を疑う一華…

元旦那(鳴海)
「あと…言いにくいんだけど…
一華ちゃんに逢いたくて走ってきたら返す
お金を何処かに落としたみたいで…。
だから…今、お金がなくて…。
お金…貸してくんない?」

今度は目をそらし…
頭をポリポリ掻いて…
情けない姿…

一華
「………」
(はぁ…情けなッ…また騙された…
と言うか…私の方が馬鹿だ…)

元旦那(鳴海)
「あのぉ…一華ちゃん…?」

一華
「えっ?……はぁ…これで最後よ…」

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