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両想いへの道のり

第1章 黒江の悩み


「ったく…師匠~何やってんだよ~ッ!!」

いろは
「そうよ、そうよ~!!」

黒江
「おぇ~気分悪~!!
シジミ汁、飲みてぇ…」

岳・いろは・黒江は
朝日を浴びながら心地よい風を感じ…
まだ誰も居ない商店街を歩きながら
岳は黒江の身体を支え…
いろはが黒江の背中を擦っていた…


「シジミ汁なら晃に作ってもらえよッ!!」

黒江
「野郎の作ったシジミ汁は、
もう要らねぇわッ!!」

いろは
「じゃあ私の作ったシジミ汁で
良かったら作ろうか?」

心配そうに黒江の顔を覗き込む
いろは…


「シジミ汁は俺もいろはも作らねぇよッ!!
やーッと鳴海の世話係から
解放されたんだッ!!
俺は、いろはとの時間を優先するぜッ!!」

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