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両想いへの道のり

第7章 ふたりの気持ち

一華
「ふふふっ…高校教師です…と言っても
生徒指導の方ですがね…」

黒江
「えっ?なんか俺…
可笑しな事、言いました?」
(俺と同じ高校教師かぁ…何処の高校だろう…)

一華
「いえ…私のマンションに
来た時にアナタを抱えて来た男性に
同じ事を言われましてね…」

黒江
(あっ…岳の事かなッ?何て失礼なヤツだ…
誰に似たんだか…。
て俺も失礼な事、言ってんじゃんッ!!
岳は俺に似たのかッ!!)
「あっ、そういえば俺の名前…
言ってなかったですね…黒江って言います」

一華
「黒江さんですね…私は一華です…
宜しく、お願いします。」

黒江
「はい…先程は馴れ馴れしく一華さんの
名前を呼んでしまい…失礼しました…。」

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