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両想いへの道のり

第10章 一華の想い

私は重たい瞼を開け…

天井には【3人娘With精霊兄さん】の
特大ポスター…
机に飾ってる
イケメン兄さんのサイン入り色紙で
元気を貰ってるのが私のルーティンッ!!

だが…物足りない…寝る寸前まで
一緒に居たはずの…
自然と目の前が、ぼやけ…

ポスターと色紙が、ぐちゃぐちゃに
見える…瞼を閉じると流れる涙…

身体は熟睡したのもあり
スッキリしたが…
気持ちが重たい…

ふと、周りを見渡すと…
"すぐ戻る"と…
ひと言、書かれた
素っ気なく…寂しい
1枚のメモ紙…

元旦那と同じ事を言われて…
すぐ帰って来たことすらない…
帰ってくるのは、
いつも夕飯だけ食べて
また、すぐ別な女の所へ行くのが
元旦那のルーティンである…

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