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両想いへの道のり

第10章 一華の想い

私は、ゆっくりと起き上がり…
ベッドで踞る…

一華
「はぁ…私って男運…ないのかなぁ…」

合鍵は、ないし…

また…来てくれるのかなぁ…

いつ…?…夏祭り…一緒に行く…約束…

したよね…夢…かな…

私は頬をつねった…

一華
「痛…ッ!!…夢…じゃない…」

隣に居たはずの…

ベッドのシーツを…撫でながら…

いつに、なったら…また逢える…?

なんて想ってしまう…


考えても…しょうがないか…

とりあえず…シャワー…じゃない…

ゆっくり湯船に浸かりたい気分…

お気に入りの香りの入浴剤を入れ…

頭も身体もスッキリする柑橘系の香り…

そうだッ!!久々に顔パックもして…

入浴タイムを久々に満喫しますかねッ!!

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