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身近な練習相手

第5章 身近な異性

妹は、それから何も言わなくなった。

妹の顔を見ると、目を瞑ったまま少し眉を寄せて、ゆっくり深呼吸をしているが、その深呼吸が少し震えている。ゆっくり息をしようと努めているようだ。

どのくらい太ももを擦っただろうか?僕は、それ以上前に進むことができず、妹の股間を見て、胸を見て、顔を見ながら太ももを満遍なくさすり続けた。

そのまま満遍なく太ももを擦りながら、少しずつ内太ももの付け根に近い部分だけを擦るようにした。妹の股間から3cmくらい離れた所を重点的に…。

すると、妹の深呼吸の震える音が少しずつ大きくなり、腰やお腹のピクッという動きも多くなってきた。

僕は、妹のその様子を見て、妹はたぶん感じているんだと思い、この先どうしようか考えていた。

もしかしたら、胸を触っても許されるかもしれない。そのまま股間を触っても、拒絶されないかもしれない…。

そう考えていたところに、妹が突然、

「お兄ちゃん…。」

と言った瞬間、僕の右手を掴み、自分の股間に当てたかと思うと、そのまま僕の手を前後に動かしながら擦り付けた。

僕は、とっさにのことで、最初は手に力を入れずにいたが、直ぐに中指に力を入れてみた。でも、僕がしたのはそれだけだ。僕が自分から手を動かすことはしなかった。

妹は、僕の手を股間に押し付けて、

「うぅん、うぅん、うぅん、うぅん、うぅん……。」

と、小さな息遣いというか声を発して、前後に手を動かした。

僕の中指が、妹の股間の割れ目をなぞっている感触が僕にはあった。

すると妹は手を止めて、僕の手を股間に押し付けたまま、膝を立て、腰を数回前後に動かした。そして、さっきより大き目の

「うぅん、うぅん、うぅん…あぁ…。」

という声を発して全身に力を入れたかと思うと、

「はぁ〜〜〜…。」

という長いため息と共に力を抜き、立てていた膝を両方にだらんと倒した。

僕の手を股間に置いてその上に自分の手を重ねたまま。

あっという間の出来事だった。

僕は、突然のことで、驚き妹の顔を見た。

妹はそのまま、大きく深呼吸を繰り返し、少し赤くなった顔の表情が緩やかになったのが分かった。

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