テキストサイズ

旅行

第1章 大好きなんだ、君が。

キヨ「どうした?」

こーすけ「わかってる癖に…」

キヨ「わかってて、聞いてるんですが?」

意地悪く笑うキヨ。でも、そんなキヨが好き。

こーすけ「今日、ずっとヒラとフジと居て、俺とは全然いなくて…すごい寂しかった。お前は俺の彼氏だろ…あんまり他の、例え親友でも嫌だ…」

俺は、独占欲が強いらしい。キヨが他の奴と触れているのを見るだけで、心が痛くなって嫉妬でいっぱいだった。どれだけ、お前が好きか、わかるだろ…?

キヨ「よく言えました。偉い偉い!」

そういって、キヨがぐしゃぐしゃと少し乱暴に俺の頭を撫でた。

こーすけ「っ…」

キヨ「なした?顔赤いぜ?」

こーすけ「や、これは…その…」

キヨ「言わないと、どうなるかわかるよね?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ