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好きになった理由

第8章 彩葉の想い

彩葉は岳の両親に軽く挨拶をして
岳と、ふたりでタクシーの後ろの座席に
乗り込んだ…

岳「彩葉…まだ身体…キツかったら
俺に寄りかかって良いからね…」

彩葉「うん…」

彩葉は岳の言葉に甘えて…
岳の肩に寄りかかった…

岳は少し緊張してる…のかな…
その後は無言のまま…

彩葉は昼休みの事を思い出していた…
鳴海は自販機へ行ってしまい…
岳は副会長に呼ばれ生徒会室へ…

ふたりと別れた後…
いきなり後ろから髪を引っ張られ…
振り向くと特攻服を着た暴走族にレディース
しかも金属バットを持っていて…
大勢の男女が立っていた…

一気に私の心拍数も上がり…
血の気が引いた…恐かった…

相手は何かを言ってるようだったが…
何も耳に入らなかった…

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