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「シャーク×サルベージ」

第11章 あとがき!

「ゴジラ−1.0(マイナスワン)を観る」その2

この新作ゴジラ、ファンの人は「ゴジラ・マイナスワン」を略して「マイゴジ」と呼んでいるそうです


キンゴジ、モスゴジ、色々有りますからね 


何がマイナスかと言うと、これは最初から公表されているのでネタバレにもなりませんが

戦後の焼け野原となった日本人は何もかも無くなった(ゼロになった)

そこから、さらにゴジラが来てマイナスになる


おそらくはそれだけでは無く、
「初代ゴジラ」の前日譚、いわゆるエピソードゼロの時代なのでマイナスにしてると思います


調べてないし、パンフも、本も買ってないのでわかりませんが、きっとそうでしょう

よく「●●ver.1.1」のようにバージョンアップを謳うことはよくありますからね

名作の第一作を遡っていますよ、ということだと解釈してます


ということは、このマイゴジのあと第一作のゴジラが登場するという時系列になるでしょう


じゃあ東京破壊は第一作の時点で2回目になるんだね?という違和感は少しありました


素晴らしいな、と思ったのは今までのゴジラ映画シリーズのなかで、いちばん反戦・反核のテーマが前に出ています

単なるモンスターじゃないぞ!と


また対抗する作戦も、アメリカ映画だったら軍艦でやっつけるお話しになるところを、そこは日本人らしく「科学の力」で何とかしようと作戦を練るところはとても良かったです

庵野版のシン・ゴジラは架空兵器を駆使していたので、民生が科学の力で立ち向かう!なんてボクには考えられなかったので本当に素晴らしいと思いました


そうなんです、自分だったらアメリカ式になってしまうと思うんですよね

拙筆「シャーク×サルベージ」がガンダム×サメ映画のマッチングだったので

‘ああ、次回作はガンダム×ゴジラの小説書こうかなぁ’

なんて簡単に妄想していましたが、きっとモビルスーツが戦うだけの単純なストーリー展開になってしまうのでしょうね〜(泣)


欲を言えば

ラストのエンディングロールのときにでも
‘このあと第一作の悲劇が始まるのだ’
という暗示を見せてくれていたらなぁと思います

まぁ、別の暗示は見せてくれてるんですが、そっちは‘映画のお約束’みたいなものなので


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