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「シャーク×サルベージ」

第11章 あとがき!

「ゴジラ―1.0(マイナスワン)を観る」2023.11.7

拙筆「シャーク×サルベージ」を書き上げてから最初のボクの休日が「ゴジラ―1.0」公開直後とあって、早速観に行きました

彼女さんは何の興味も無かったでしょうから半ば無理やり付き合わせました(笑)


鑑賞後、フードコートで珈琲を飲みながら感想を語り合います
この時間は答え合わせの時間と呼んでます

「なんでわざわざゴジラがやって来るの?」

「人を食べに来てるわけでも無いよね?」

「悲惨な話し、て暗いよね!」


と、ゴジラ好きのボクへ世界観を全否定するような質問ばかりされるわけです


笑えるのが

ボクに巻き込まれてこの1ヶ月間サメ映画のビデオばかり見続けていますので

「ゴジラでなくても良いやんか!サメでいいやろ!」

と言ってました


このあたりは彼女さんの認識が一般的なのだろうなと強く思いましたね

説明をすると「そんな話し初めて知った」と言っていました


「ゴジラ」という映画はただのモンスター映画じゃないんですよ、と


反戦・反核がテーマ

第二次世界大戦とは結びつきが強い


東京大空襲、広島と長崎の原爆投下、

戦後の水爆実験の被爆犠牲者、という
戦争の‘ニッポン’


東京大震災や、台風被害、河川の反乱被害、
津波被害、といった自然大国の‘ニッポン’


いろんな被害を、人々の絶望や恐怖の心象イメージを膨らませたのが「ゴジラ」という映画であり


ゴジラ自身も水爆実験の被害者なのだ、と教えてあげました


だから「ゴジラ」という映画はアメリカ人には作れない、日本人にしか作れない


アメリカ人が作っても「モンスターvsモンスター」とか、「モンスターvs米軍」のような映画しか作れない


人間では太刀打ち出来ない「自然」「神様」「人間の愚かさ」は日本人にしか描けない


彼女からしたら当初のイメージは
ウルトラマンの怪獣であり、
仮面ライダーの怪人てあり、
ジュラシックパークの恐竜

程度のモンスターキャラクターに過ぎない、と思っていたでしょうね


ジュラシックパークも‘科学技術の愚かさ’がテーマでは有りますがゴジラほどの悲しみや悲壮感はテーマでは無いと思います


え? 映画の感想?

すげえ良かったに決まってるじゃないですか

テレビじゃなく、スクリーンで見て大正解でした

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